来年20周年を迎える日本が誇るアクセサリーブランド「Bloody Mary (ブラッディマリー)」とスタイリストの峰岸祐介氏によるコラボレーションが実現。ブラックホールをテーマに黒を基調としたジュエリーコレクション『BLACKGRAVITY』を714()より発売に。峰岸氏と交流のあり、今回のイメージビジュアルを担当したロックバンド「OLDCODEX(オルドコデックス)」のペインターとしても活躍するYORKE.氏をお迎えしてインタビューを決行! 数量限定でYORKE.氏が手掛けたスペシャルパッケージとして発売するだけでなく、発売日より1ヶ月間ブラッディマリー原宿店にてイメージビジュアルの原画を展示することが決定。ここでは、そんな今回のコラボレーションについてお二人にお話を伺いました。


LOADED_まず、今回のコラボレーションの経緯をお聞きしてもよろしいですか?
峰岸_10年以上ブラッディマリーには、仕事でお世話になっていて、何か一緒にやりたいですねって、最初は雑談の様に話していたんです。その中でスタイリスト発信というのも面白いんじゃないかというお話になりまして。
YORKE._企画段階の初期の頃から聞いていたんで、完成したときは本当に嬉しそうだったよね。おめでとうございます。アーティストがやるとお互いの個性のぶつけ合いみたいになってスムーズにいかない事も、すごいスピードで完成させててすごいなって思ったよ。
峰岸_ありがとうございます。コラボレーションのお話が決まった時は、すごく嬉しかったんです。何年もスタイリストをやってきてようやくだと。僕でよければと喜んで引き受けました。

LOADED_岸さんから見た、ブラッディマリーの魅力は?
峰岸_彫刻や、アート作品のような存在感。作りの良さもそうですし、モチーフの選び方も魅力的で。テーマが海、森、大地といった自然界の産物ですし、深く考えさせられるデザインが多いんですよ。
YORKE._最初はただデザインを見て、尖っててカッコいいなー! あと、ゴツいリングを着けていると、服を着る度に引っ掛かるなって()。そんな存在感がまた魅力なんだけど。
峰岸_確かにデザインによっては引っ掛かりますね()。その分、撮影映えする強いデザインですよね。
YORKE._しかも、仕事が丁寧でしょ? 元々、海外デザイナーの大味な作りのシルバーが好きなので、日本のブランドなのかな?と思いました。繊細な仕事の良さが詰まっていていいなと思ったし、お店でコンセプトを聞いた時も驚いたね。

 YORKE.氏の描いた原画を素に作られた数量限定のスペシャルパッケージ

LOADED_ちなみに今回YORKE.さんがイメージビジュアルを担当されたということで、お二人にお話を伺ってるんですが、そもそもお二人の出会いというのは?
YORKE._お世話になっているカメラマンさんに前々から峰岸さんと合いそうだと聞いていて、3年前に僕のスタイリングを依頼をしたのが始まりですね。年齢も近く、ファッションのフィーリングも合うし、周りの評判も上々で。
峰岸_それからのお付き合いですね。仕事終わりにご飯に行くこともありますが、お互い車なんでお酒も飲めないんです(笑)。
YORKE._なんで、コミュニケーションは現場のみです。常にアーティストの世界観を崩さずに、一緒に作ってくれる存在だと思っていて。名脇役というか、スタッフの一人という意識が強いね。
峰岸_YORKE.さんにお願いしたのは、以前プライベートのパーティに絵を描いて貰った際に、ライブとはまた違うハッピーな感じに仕上げてくれて。凄さを再確認して、もっとファッションや他の業界にも知って貰わないと、という使命感に近いものを感じたんです。そこで、音楽のアーティストとしてではなくペインターとしてお願いしました。


BLACKGRAVITY Pierce 各9000+Tax
シルバー925、ブラックスターダイオプサイト

LOADED_峰岸さんはYORKE.さんを信頼されているんですね。今回、峰岸さんが監修されましたが、制作はどのよう始まったのでしょうか?
峰岸_コラボレーションをするとなった時に、最初に浮かんだのがブラックでした。色でというわけではなく、ブラックというワードがキテるなと()。ブラッディマリーとやる意味も考えて、お互いが納得できるコレクション名に決まりました。
YORKE._何日も眠れない深いテーマだったよ。例えばライブセットを制作する場合は巨大なキャンバスを目の前に信頼するスタッフへガンガン指示を出して、自分の両腕のように動いてもらって作ったりするんです。今回は一人で向き合い、BLACKGRAVITY」という壮大なテーマを小さなキャンバスの中で、いかに見た人へ大きなイメージを湧かせることが出来るかをテーマにしました。細部のディティールまでとても気を遣いました。
峰岸_ブラッディマリーとは細かいやり取りを何度もしたんですが、YORKE.さんにはあえて要望を言わなかったんです。テーマを伝えるとか、お店を案内してイメージが湧く手助けだけをしました。すごく早い段階でお願いしちゃったんで難しかったですよね?
YORKE._納品を待たせすぎてクビになるかと思ったよ()。最後に猫を入れてフィニッシュしたんですが、そういう細部の判断に2週間くらいかかったんだよね。音楽と違って、見る人に答えを委ねられるられるのが絵の魅力だと思っていて。ドラマが繋がっていくというか、記憶とか想像を膨らませて欲しくて。
峰岸_原画はカラーなんですが、モノクロで印刷とになるとまた違う印象を受けますよね。ブラックというネーミングなのにカラフルだったんで、さすがだなって思って。
YORKE._お店を訪れた時に大量のシルバーが陳列されいて、植物もないし無機質に感じて。有機的な何かを絵に入れたいなって思ったんだよね。それに、絵を飾って貰えるなら期待を裏切りたくて。パッケージと原画のコントラストも意識しました。お店だけの体験というのを。
峰岸_初めての人を連れて行くと飲まれちゃいますよね()
YORKE._ブランドの世界観がしっかりとあるし、あの規模もすごいよね。絵の中心に花が咲いたことが今回描く上で原動力になったんだけど、宇宙に咲く花というか取り残された感じを入れたくて。今回の絵はBLACKGRAVITYと峰岸君、ブラッディマリーが僕に描かせたんだと思ってます。
BLACKGRAVITY Ring38,000+Tax
シルバー925、ブラックスターダイオプサイト

LOADED_なるほど。お話は変わりますが、お二人は普段どんな風にアクセサリーを身につけていますか?
峰岸_若い時は重ね付けとかしてたんですが、最近はシンプルですね。自分でも常に付けてますが、仕事の時は人物像を考えて似合う物をセレクトします。
YORKE._僕はアクセサリーって精神的な弱さまでもカバー出来ると思っていて、外に出る時は何かしら着けてます。男にとって一種の武器というか。気になる女の子に会う時は厳つい印象を与えないように華奢なリングを小指にだけとか、自分のアイデンティティーを前面に押し出したい時は大ぶりなのみたいなね。シーンによって着け方を変えています。
峰岸_確かに僕と一緒で常に着けてますよね。ライブの時は普段と違ってシンプル目な印象が。
YORKE._ライブ中は、アクセが外れてお客さんを怪我させたくないから、絶対に外れないことが第一だね。アクセサリーを作っているファンの子がドンピシャなサイズを送ってくれるからライブ中はそれも絶対に着けたりしてるよ。アクセサリーを忘れるとそわそわしちゃう時期もあったけど、最近は少し大丈夫になってきた気がする。メンタルが強くなったのかな() 
BLACKGRAVITY Jewelry Pendant
78,000+Tax
18
金イエローゴールド、ダイヤモンド

LOADED_お守りに近い存在なのかもしれませんね。今回のコレクションで特にお気に入りのアイテムやこんな風につけて欲しいなどはありますか?
峰岸_ゴールドのダイヤがついたネックレスですね。普段使いしたいと思っています。自分で言うのもなんですが、よくできているんで全部気に入っています()
YORKE._今日初めて見たんですが、もっとじっくり見たくなるデザインだよね。品がいいデザインだからシーンを選ばなそうだし。
峰岸_いろんな人に使ってもらいですね。アクセサリーってきっかけだと思っていて、今回のコラボレーションが初めてのアクセサリーでもいいと思うし、普段着けている人もこのコラボによって僕らを知ってもらうきっかけになればなと。女性の方が着けてもいいと思いますし、間口が広いデザインだと思っています。
YORKE._個人的にはBLACKGRAVITYっていうテーマがエロい()。女性ですよね。10代の若者が原宿で買おうとした時に、そこに女を感じるかというのを大人の僕らが投げかけていかないと。そういうのを知らないと女の人を大切にできないじゃない。
峰岸_確かに()。今回はデザイン的に手入れをして使うのが一番いいなと思ってるんで、大切にして欲しいですよね。
YORKE._あとね、女の人がこれを見た時の感想が気になる()。あとは、大人の男性特有の色気を感じさせるアクセサリーだと思う。


BLACKGRAVITY Pendant
34,000+Tax
シルバー925、ブラックスターダイオプサイト

LOADED_壮大なテーマだけに想像が膨らみますね()。それでは最後に今後挑戦していきたいことなどはありますか?
峰岸_スタイリストとしての仕事を基本としながら、オファーがあれば何でもやってみたいですね。とにかく今はこの発売が楽しみでしょうがないです。
YORKE._今やっていることを地に足つけてやっていきたいですね。何十年か生きてきていろんな経験をしてきたし。今回、ブランドの名前借りてやるからには峰岸くんも覚悟を決めて頑張ってほしいな。もしかすると批判を受ける事もあるだろうけど、名前を出すってすごい大変だからさ。
峰岸_覚悟しています。ブラッディマリーって来年で20周年なんですけど、ブランドとのコラボレーションはあったみたいなんですが、個人とのコラボレーションは僕が初めてみたいで。とても光栄ですし、スタイリストを長年続けてきて本当に良かったなと。
YORKE._それはすごいことだよね。表に出て動くのは凄くいいことだと思うからさ、今後も機会があればどんどんトライしていった方がいいと思うよ。

BLACKGRAVITY
発売日:714()
発売場所:原宿、心斎橋のブラッディマリー旗艦店及び、ビヨンクール取り扱い店舗、オンラインストアにて発売予定
絵画展示:ブラッディマリー原宿店にて714日より813日まで


峰岸祐介(スタイリスト)
バンタンデザイン研究所スタイリスト科卒業。在学中より有名のアシスタントを経験した後、2005年よりフリーランスのスタイリストとして活動を開始。クールでエッジの効いたスタイリングをこだわりとしており、CM、広告、雑誌のみならず、ミュージックビデオ、ライブ衣装制作など、様々なアーティストのスタイリングを手掛け、精力的に活動している。
www.mizzy-st.com


YORKE.
(ペインター/アーティスト)
幼少の頃より独学で絵を描き始める。ライブペインティングで国内外問わず数々のステージに立ち、才能を発揮。CDジャケットや映画広告、アパレルなどにアートワークを多数提供。2010年からはロックバンド「OLDCODEX」でペインターとしても活躍。YORKE.氏が全曲の作詞も担当した待望のニューシングル『Heading to Over』を725日(水)に発売予定。8月からは「GROWTH TO BE ONE」ツアーを開催する。
www.instagram.com/mynameis49painter/
www.oldcodex.com


Bloody Mary

1999年に誕生した日本を代表するアクセサリーブランド。「自然の生き物を身にまとい、持ち手一人ずつの持つ意味を込めてお守りとする」をテーマに、自然物をモチーフとした独自の世界観を展開。土地や自然に影響を受けたコレクションを有機的に仕上げたデザインで多数のファンを集めている。現在は原宿と心斎橋に直営店を構える。
【問】ブラッディマリー原宿
[TEL]03-3401-2881
[URL]www.bloody-mary.jp

TEXT_Shuhei Wakiyama(LOADED)