Actor’s winter style 坂口健太郎/ストーリーの軸に佇む存在感

2018.11.06 Tue

独特の透明感と聡明な佇まい、唯一無人の存在感。 坂口健太郎には特別な感性が備わっている。 そんな彼のファッションポートレートと本音インタビューを現在発売中の雑誌『LOADED』VOL.33から一部ご紹介。

ジャケット¥250,000、シャツ¥90,000(ともにGUCCI/グッチ ジャパン カスタマーサービス)

目的地は決めずにゆっくり進んでいきたい


コート¥204,000、シャツ¥109,000、パンツ¥70,000(すべてDRIES VAN NOTEN/ドリス ヴァン ノッテン)

 さすがは、モデル経験を持つ俳優。撮影時のポージングや表情のアプローチ、そして着替えの速さにも群を抜くものがある。坂口健太郎は、1991年生まれ、東京都出身。2010年に雑誌『メンズノンノ』でモデルデビュー。2014年からは俳優として活動を開始し、数多くの話題作に出演。その透明感あるルックスと持ち前の感の良さや感性の鋭さで、多くのファンを魅了し続けている。
 自身が出演する映画『人魚の眠る家』の公開がいよいよ迫っている。これは、東野圭吾原作による累計100万部を突破したヒューマンミステリー。メガホンを取ったのは鬼才・堤幸彦監督。離婚寸前の夫婦のもとに起こった娘の突然の事故。奇跡を信じる夫婦がとった判断により、運命の歯車が次第に狂っていくという衝撃と感涙のストーリーに。


コート¥390,000、シャツ参考商品、パンツ¥126,000、シューズ930,000(すべてJIL SANDER/ジルサンダー/オンワードグローバルファッション)

 「まず台本を読んだ時に、これは受け手によって、いろいろな答えを導く作品になるなと思いました。僕の場合、繊細で強い母親の映画だとも思ったし、家族の愛情についての映画だとも思ったし、それでいて悲しくもあり。もしも救いようのない現実に立たされた時に、僕だったらどんな決断をするんだろうと思いました。僕はこの作品で、前例のない技術で少女を回復させるという研究に没頭する男・星野を演じているんですが、ピュアな部分と盲目的になってしまう部分とのバランスが危ういという、とても難しい役どころでした。今回演技をするにあたって、100%星野の人格になって演じるのではなくて、どこか生身の僕自身を重ねて星野像を作っていったところがあります。例えば、彼はどうしてこんな考えになり、こんな言葉を発するんだろうという、星野の感情を解釈したうえで、僕なりの考えを足して演じました」

 
 演じる役柄には、必ず自分の価値観を投影するのというのがこだわり。坂口健太郎が演じる役は常に良い意味でクセがなく自然体。そしてリアリティがある。「撮影スタッフの方たちから、ナチュラルとは時々言われますね。極論を言うと『そこに立っているだけで、芝居が成立している』というのが、俳優としての理想形だと思う」と続けた。

現在発売中の雑誌『LOADED』vol.33から一部抜粋。続きは全国の書店、AMAZON等で発売中の本誌紙面にてお楽しみください。

Photo_Hiro Kimura(W)
Styling_Kentaro Higaki(little friends)
Hair&Make_Rumi Hirose
Interview&Text_Daisuke Udagawa(LOADED)

【Profile】
坂口健太郎(さかぐち けんたろう)
1991年生まれ、東京都出身。2010年、モデルとしてデビュー。2014年、映画『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』で俳優デビュー。2017年、『64・ロクヨン・前編/後編』で第40回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞。2018年11月より公開される映画『人魚の眠る家』に出演。

【問】
グッチ ジャパン カスタマーサービス [TEL]0120-88-1921[URL]www.gucci.com/jp/ja/
ドリス ヴァン ノッテン[TEL]03-6820-8104[URL]www.driesvannoten.com
ジルサンダー/オンワードグローバルファッション[TEL]0120-919-256[URL]www.jilsander.com